DQB2/ドラクエビルダーズ2で、本編ストーリークリア後の感想と評価について分かりやすくまとめてみました。 前作との違いや、難易度、プレイ時間、やり込み要素などについても詳しく説明していきます。
【本編クリア後の感想】
ボリューム/プレイ時間/難易度
DQB2の全ストーリーをクリアするのにかかった時間は約40時間で、オフラインプレイだけでもボリュームはかなり多かったです。
ゲームの難易度は、前作に比べて非常に簡単で、部屋作りや戦闘など全体的に難易度が下がっていました。
良かった点/悪かった点
☆良かった点
・ロード時間が短めで、サクサク進む。
・ストーリーのボリュームが多く、オフラインプレイでも満足できる。
・大量のNPCがいても処理落ちが少ない。
・マルチプレイで、複数人で1つの島を好きに作れる。
・ゲーム難易度が下がり、対象年齢の幅が広がった。
・主人公の見た目や性別、スキンなどが選べる。
・持ち運べるアイテムの数が増えた。
☆悪かった点
・ゲームの作りが親切設計すぎて、作業感/お遣い感がすごい。
(NPCからの指示が多く、場所も指定されるため自由度0)
・探索要素がなさすぎる。 宝箱がほとんど無く、中身もしょぼい。
・サブクエストが無くなり、やり込み要素がマルチプレイのみ。
・前作と登場モンスターがほぼ同じ。 新モンスターなし。
・装備関連の作りがかなり雑。 収集要素がほぼ0で、前作と同じ装備のみ。
・最強装備がラスボス手前で適当な敵から次々ドロップする。
・戦闘でNPCや敵の数が多すぎて、何が何だかよく分からない。
・ラスボス戦がただのシューティングゲーム。
・進行不能になるバグが多々あり、NPCが固まると少し怖い。
・セーブデータが1つしか作成できない。
やり込み要素について
DQB2でのやり込み要素は、素材島というストーリーとは関係のないマップで、部屋の家具などの作成に必要な素材を集めることがメインになります。
ゲームクリア後も、新たな素材島が2~3か所追加されるだけで、その他に追加されるやり込み要素は特にないので、からっぽ島でフレンドと協力して建物を作ることが一番のやり込み要素になりそうです。
クリアした感想と評価
DQB2をクリアしてみて、前作の方が面白かったというのが正直な感想です。
今作は、前作と比べてマルチプレイ向けに寄せすぎたためか、楽しかったサブクエストや謎解き要素が無くなっており、作業感の強いゲームになっていました。
また、ゲーム全体の難易度がかなり低くなったことで詰まる要素が特になく、頭を使うゲームの楽しさはそこまでなかったです。
前作は、サブクエストの謎解きに時間を費やしたり、装備集めでマップを隅々まで探索したりと楽しめましたが、今作にはそういった要素が全て排除されていて、期待していた作品とは異なっていました。
ただ、難易度が簡単になったことでストーリー全体のテンポが速くなり、詰まる要素もないので、今作の方が万人受けしやすいのかなとは思います。
また、マルチプレイ要素が追加されたことにより、フレンドと建物を作る楽しみが増えたので、人によっては今作の方が面白いと感じるのかもしれません。
ソロでドラクエビルダーズを楽しみたいという方はDQB1、オンラインで友達と一緒に建物を作りたいという人にはDQB2がオススメになりそうです。
総合評価は、個人的には前作に比べて悪かった点が目立ったので75点くらいかなと思います。